働く女性のみなさんに質問です。あなたは自分が勝ち組か負け組か考えたことはありますか？
結婚をせずにがむしゃらに仕事をし、出世を目指すのが勝ち組でしょうか？
育児など家庭との両立をし、ほどほどに働くのは負け組でしょうか？
まず第一の判断材料として平均年収が焦点に置かれます。この平均年収という基準はまたマウンティングもしやすく、されやすいものです。
日本ではおよそ500万円弱が平均年収となっていますが、女性が働いた場合、平均年収が500万円を越える職業はそれほど多くないのが現状です。
女性でこの平均年収500万以上を目指すのであれば、難関の資格が必要とされる高校教員や医師、夜勤勤務ありの看護師、薬剤師、システエンジニア、また資格は不要でも大学教員や研究者のように高い能力が要求される職業に就く必要があります。また、他の職業であっても昇進することができれば高収入に繋がり、500万円の壁を越えることも可能です。
このような職業に就いて働く女性たちは素晴らしいことに間違いありませんが、勝ち組かどうか判断するのは自分です。
平均年収はあくまでも判断材料の一つであり、言うならば仕事も判断材料の一つです。
たとえ年収が低いとマウンティングされたとしても、あなたが家族と幸せで楽しい人生を歩めていればそれでいいのです。また逆に未婚でも、一生懸命に働き自分のいきがいを見つけて豊かな時間を過ごせればいいのです。
勝ち組負け組かと決めるのは自分自身であり、他人にマウンティングされて不快な気分になったとしても落ち込む必要はありません。